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長谷川 純一
Out of Mind
初夢(季節---新春)
曙椿につく羽根という名も色彩も初春を寿ぐのにふさわしい取り合わせです。つく羽根の高さと方向を変えることでリズム感をだし、静かな中にも新しい年を迎える躍動感を出しました。 |
百花王とも称され幾重にも花弁を重ねて咲く牡丹。中心部の黄色い花芯から微妙に変化していくグラデーションに光をあてて、牡丹の質感を表現しました。大輪の牡丹にスポットをあてるため、花器は小さめにしました。 |
開花一輪、つぼみ一輪での表現がテーマです。無駄な装飾を省いた構成で、造花とは違う、工芸菓子ならではの表現で、生きた花を超えることを狙いました。真夏の暑い午後、庭において撮影しました。 |
夏の茶花として使われることの多い底紅の木槿と虎の尾を竹製びく籠に取り合わせてみました。木槿の強い生命力にあやかり、夏を乗りきりたいとの願いをかけて、実際、出来上がった作品を店の床柱に掛けてみました。 |
我が家に伝わる生活のなかでずっと使われてきた労働の汗や想いがしみついたつるべを花器として使ってみました。時代がかかった民具と真紅の紅葉と秋の七草で、時代が変遷しても変わらない秋の空気、風情を表現しました。 |
20代のころ修行から帰って初めて作った作品です。赤穂浪士の討ち入りの年に葺かれた古瓦に紅梅と鶯の構成です。小さな鶯なのですが、なかなか形にならず図鑑を調べたり、バードウオッチングしたりして試行錯誤のうえ完成させた憶えがあります。 |
工芸菓子は製菓技術を駆使して山水花鳥などを写実的にしかも芸術性豊かに表現したものです。